雑記帳

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〈名前の由来〉おはぎ 覚え書き

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【おはぎ・お萩】
粒餡の小豆の皮が点々と散っている様子が、
小さな萩の花が咲き乱れる様子に似ていることから
「萩の餅」「萩の花」と呼ばれていたものを、
(中世の宮中の)女官などの言葉使いで
「おはぎ」と呼んだことに由来するといわれています。
江戸時代には「隣知らず」と呼ばれていたこともあります。
餅というのに臼でつかずにつくるため、
‘ぺったんぺったん’と餅をつく音がしないので、
隣に住んでいる人が気付かないうちにできあがることからこう呼ばれました。
「萩の餅(萩の花とも)」をいう女房詞で、近世より見られる語。
 

 ぼたもち(牡丹餅)とは、うるち米もち米を混ぜたものを
(または単にもち米を)蒸す、あるいは炊いて、
米粒が残る程度に軽くついて丸め、
あんをまぶした食べ物である。
ちなみに、米を半分潰すことから「はんごろし」と呼ばれることもある。
同様の食べ物に「おはぎ」(御萩)あるいは「はぎのもち」(萩の餅)と
呼ばれる食べ物があるが「ぼたもち」との関係については諸説ある

おはぎの原型

おはぎの原型はもち米と小豆を炊いたもので作られていた。
しかし、明治以降砂糖が庶民の手の届くものとなってから、
次第に現在のように甘いおはぎが作られるようになった。
あずきには邪気を払う効果があると信じられていたために、
邪気を払う食べ物としての
先祖の供養の際にお供えをしたのがはじまりとされている。
このためお彼岸や四十九日の忌明けに食べる風習が定着したものと考えられる。
また、江戸時代までは砂糖は高級品であったため
現在のように甘いおはぎへ変化したのは
明治以降であったものといわれている。


基本的に「おはぎ」と「ぼたもち」には違いはないが、花の季節に合わせ、春から初夏にかけて作るものを「ぼたもち」と呼び、秋に作るものを「おはぎ」と呼ぶ。
また、餡をつけたものを「ぼたもち」と言い、黄な粉をまぶしたものを「おはぎ」と称したり、こし餡を使ったものを「ぼたもち」、粒餡を使ったものを「おはぎ」と定義されることもあり地方・時代・お店によって異なる。
基本的には同じものなので、季節や作り方に関係なく「おはぎ」と呼ぶことが多い。
お彼岸や四十九日忌明けに供えて食べる事が多く、この風習は、古くから赤い色が邪気を祓う色とされていたことに由来し、江戸時代頃にはじまったとされている。



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