映画 Coraline/コラライン コララインとボタンの魔女
映画 Coraline/コラライン
子の映画人形劇?と思えるような3Dアニメ。
何処か日本の作品?と思えるようなキャラクターのフォルムが、とても身近な感じがした。
お話は、ある家族が新しいお家に引っ越して来たが、お父さんもおかあさんも原稿の締め切りに追われたりしていて、引越しの荷物は、荷解きもできず、ご飯も簡単なもの、コララインはかまってもらえない。
つまらないから、表に出ると、仮面を付けてチャリを飛ばしまくる男の子と、何となく友達になる。
お父さんお母さんは今日も忙しい。つまらないから新しい家を探検。
すると、新しくはりかえてある壁紙の下に、小さな扉の凹凸。
一日が終わり寝ているコララインが物音に気づき目をさますと、白いネズミ。あとをつけて行くとかべがみの下にあったはずの扉があいている。なかにはいると、おんなじ間取りのすっかり片付いたお家。おかあさんもおとうさんもいる。お母さんは美味しいご飯をつくってくれ、おとうさんはあそんでくれる。まさに、理想的なお家。ところが、そっちの世界のお父さんお母さんは目がボタン。ある日、壁の扉世界ののお母さんから、ずっとこっちにすんだら?と差し出されたのは、小さなケースに入ったボタン。…
というわけで、ハラハラドキドキ、子供の視線、日常がもう一度味わえる作品です。
(2002年出版のニール・ゲイマンの児童文学。ヒューゴー賞受賞。)
2003年と2010年に角川書店より出版(訳:金原瑞人、中村浩美)。
2009年に映画化され、同年5月にオフ・ブロードウェイで公演。